STORY
かなりおかしくて、ちょっぴりせつなくて、相当ハッピーな 大人たちのお話
ここは、日本の下町。そこに、小さな工場がありました。
社長は、名うての職人でありながら近所から「エジソンさん」と呼ばれている発明好きのおじいさん。
妻を2年前に亡くし、しょぼくれてしまったのか、何だか気もそぞろの社長!?
実は彼、発明王エジソンよろしく「死者と話す通信機器」の発明に取り組み始めていたのです。
さあ、大変!何せそこは下町。
「なぜ、そんなものを発明しようと思ったの?」「死んだ誰と何を話したいの?」
ラジオ局に勤め人気パーソナリティとなっている娘や、父親の片腕として働いている息子や、娘の恋人や、おせっかいな近所の人々が、あれやこれやと憶測を飛ばすなか、謎の人物も現れ、てんやわんやの大騒動。
さあ、事の顛末は如何に!?